ABOUT US
シミックヘルスケア・インスティテュート株式会社(CHI)は、全国の主要都市を中心に拠点を構築しています。
CHIの名古屋オフィスは、愛知県に加え三重県や岐阜県などの東海エリアを管轄し、大学病院から大規模総合病院、クリニックまで幅広く治験・臨床研究を支援しています。
所在地 |
〒460-0002 名古屋市中区丸の内3-21-31 |
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最寄り駅 |
地下鉄桜通線「久屋大通」1番出口より 徒歩3分 |
TEL | 052-955-3760 |
FAX | 052-955-3761 |
01 | FEATURES |
名古屋オフィスはJR「名古屋」駅から地下鉄で5分圏内、緑豊かなビジネス街に位置する「久屋大通」駅から徒歩3分の場所にあります。
近くには「センパ」と呼ばれ、地域住民に親しまれている地下街があり、名古屋名物が食べられる飲食店やファッション・雑貨店がずらりと並び、ランチやちょっとした買い物には困りません。また久屋大通公園は緑にあふれ、音楽や芸術など各種イベントが開催される憩いの町でもあります。
02 | FEATURES |
2014年に協和丸の内ビルの最上階に移転した名古屋オフィスですが、その開設は2002年に遡ります。20年以上にわたり中部エリアの医療機関を支援し、クライアントからも表彰され、社内でもその功績を称えて数多くの賞を受賞してきました。
オフィスでは最近完全フリーデスクへ変更。治験コーディネーター(CRC)と治験事務局担当者(SMA)といった職種やベテラン・若手の枠を超え、コミュニケーションの活性化を目指しています。
INTERVIEW
INTERVIEW | 01 |
長年病院で働きたいと考えていたEさんは、大学卒業後、管理栄養士となり、一般病棟のほか、透析施設やリハビリ病棟、緩和病棟を併設する総合病院へ入職。透析やリハビリ病棟の患者さんには栄養指導を行ったり、がんを患う患者さんなど緩和ケアを受ける方には食事を楽しむための献立作成や料理を一緒に行ったりしていました。
そんな中、治験コーディネーター(CRC)として働く友人に治験の話を聞き、薬の果たす役割の大きさに心を動かされ、転職を決意。もともと薬学に興味があり、大学でも薬理学を専攻していたため、CRCは、自身のやりたい道を開いてくれる職業だと感じました。
管理栄養士として勤務していた頃は、糖尿病や高血圧など生活習慣病に関する知識はありましたが、血液内科や精神・神経内科など他の疾患・領域については一から勉強をしなければならず、独身時代は休みの日も進んで勉強したのを覚えています。病院勤務では経験のなかった、名刺の渡し方やメールの送り方、スーツの着こなし方まで、入社後はビジネスマナーも広く学びました。
また医師との関わり方も医療機関スタッフとCRCとでは異なります。先生に声を掛けるのは、診察終了後が基本。「お時間いただけますか」と一声かけて診察室へ入るなど、先生と近い距離感で働いていた病院勤務時代とは異なり、立場や関係性など状況に応じて求められる柔軟な対応力を新たに培いました。
また医師のほか、薬剤師や看護師、病理やレントゲンの検査技師、医事課など他部署と関わるのもCRCの特徴です。同じ病院で働くスタッフより、SMO CRCの方がより多くの関係者と関わる機会が多いかもしれません。CRCでなければ携わることのなかった方々と、ともに仕事することで多くの刺激や学びを感じています。
統合失調症やうつ病などの試験では、業務時間外に患者さんから電話がかかってくるなど大変なこともありましたが、新薬の効果が目に見えて患者さんに表れたときはとてもやりがいを感じました。また透析試験は、土日・祝日関係なく勤務するケースもありますが、担当した腎臓内科の先生に、「Eさんが担当してくれるなら」と試験の受託を快諾してもらったときには、休日出勤の大変さも吹き飛んだものです。
最近、久しぶりに病院を訪問した際、私の顔を見た先生が大変喜んでくださり、私自身も心が温かくなる思いでした。そして心に深く残っているのは、心疾患の患者さんのご家族にいただいた感謝の手紙。「治療の機会をくださって、本当に感謝しています」と、直筆で丁寧に書かれた言葉に胸を打たれ、今でもお守りのように手帳に挟んでいます。
2度の産休・育休を経て復帰し、現在は市内の大学病院・国公立病院で血液内科と眼科の試験を実施しています。担当中のオンコロジー試験は、その患者さんの病変・組織型によって対応が異なり、一つひとつ勉強しなければなりません。
まだ自身の子どもも小さいため、チームメンバーにフォローしてもらいながら、時短勤務で試験数も調整してもらっていますが、難しい試験の担当もチャンスと捉え、日々勉強と経験を積み重ねる毎日です。将来的には社内外で貢献できるCRCとして、血液内科のPANDA(※)を目指しています。
治験コーディネーター(CRC)とは:
CRC(Clinical Research Coordinator)は、治験を実施する医師などの指示のもと、治験の円滑な進行をサポートする役割を担っています。医師や医療機関スタッフ、患者さん、製薬企業など、各関係者との調整は、治験支援には欠かせない業務の一つです。
INTERVIEW | 02 |
Mさんもまた、医療に携わる仕事を目指して4年制大学の薬学部に進学。大学では細胞の研究に取り組みましたが、在学中に経験した接客のアルバイトを通して「人と関わることの大切さ」を実感しました。
限られた時間で売上を上げる営業の面白さにも興味を持ち、MR(医薬情報担当者)やモニターも視野に入れて就職活動を進めましたが、大学で開催されていた会社説明会で「医療系の資格がなくても、病院で患者さんと関われる仕事がある」ことを知り、CRCを希望。2021年新卒でシミックグループへ入社しました。
当時は、新卒社員の勤務地配属の仕組みが現在と異なり、地元を離れ名古屋に配属されることになりましたが、一人暮らしへのあこがれもあり、不安より期待の方が大きかったとのこと。名古屋から地元へは新幹線で1時間程度と、程よい距離感も魅力でした。入社翌年の春頃には、メイン担当業務を持ち、本格的にひとり立ちを果たしました。
現在は、名古屋市内や桑名市などのクリニックや総合病院を担当し、眼科や膠原病、医療機器などの治験や、肺がんの臨床研究を支援しています。今は眼科試験の繁忙期にあたり、週のほとんどは自宅から医療機関へ出勤。小児対象の眼科試験ではインフォームド・アセント(※)や、年齢ごとに異なる説明・同意書の選択、複数の医師とのスケジュール調整など、対応の難しい業務を担当しています。特に眼科の試験では、独特な検査機械やカルテの略語も登場し、最初はとまどうこともありましたが、先輩のサポートと自らの学びを通じて理解が深まり、今では楽しさを感じられるようになりました。
治験依頼者だけでなく、医師や医療機関スタッフも喜ぶ、患者さんの治験参画がCRCとしてのやりがい。重要となる初回来院日や治験薬が投与される2回目の来院には、万全な状態で臨めるよう、準備には細心の注意を払っています。
名古屋オフィスで働き始めて4年、大変な時期も先輩たちの支えで乗り越えてきました。現在は、新卒社員のメンター(※)も担当し、日々モチベーションを高く保ちながら、楽しく働ける環境づくりを意識しています。「楽しく仕事ができているのは、先輩方のおかげ。今度は自分が誰かの支えになりたい」というY.Mさん。将来は、若手社員のお手本となる先輩CRCになることが目標です。
名古屋オフィスはフリーアドレス制を導入し、CRCやSMA(治験事務局担当者)が好きな席で働ける自由な雰囲気。若手社員の意見も尊重し、形式や通例にとらわれず、本当に必要なことを実行する、風通しの良い職場です。今後も、育ててくれた名古屋オフィスで、後輩育成にも携わりながら、自分自身も成長していきたいと思っています。
治験コーディネーター(CRC)とは:
CRC(Clinical Research Coordinator)は、治験を実施する医師などの指示のもと、治験の円滑な進行をサポートする役割を担っています。医師や医療機関スタッフ、患者さん、製薬企業など、各関係者との調整は、治験支援には欠かせない業務の一つです。
MESSAGE
K.Sさんは、MRおよびモニターとしての経験を経て、同僚の紹介で、2010年に大阪オフィスのSMA(治験事務局担当者)として入社しました。2016年には静岡オフィスへ異動し、SMAマネージャーとして医療機関の新規開拓や営業活動に従事。2024年に名古屋オフィスへ異動後、2025年オフィスディレクターへ就任しました。
現在は、東海エリアの医療機関を支援する名古屋オフィスの戦略立案を行い、社員に共有・浸透させながら、業績のさらなる向上に尽力しています。
名古屋オフィスは近年、組織の若返りが進み、社員の入れ替わりによって若手が増えてきています。組織全体の活性化を目指し、経験豊富なベテラン社員の知見も活かしながら、社員一人ひとりの挑戦と成長を促す組織づくりに注力しています。
また中長期的な人財育成にも取り組み、東海エリア全体でのシェア拡大を計画。オンコロジー経験者のさらなる育成に取り組み、大学病院での受注拡大を推進しています。これまでの施策が成果となって現れ、トレンドとなる試験領域に柔軟に対応できる体制を整えています。
名古屋オフィスでは、治験支援業務を主に行うSSIカンパニーの枠にとどまらず、さまざまな取り組みを実施。コンタクトセンターやインタビュー・調査業務を担う部門(メッドコンシェルジュサービス)と連携し、CRCや問い合わせ対応の経験を持つ社員の新しいビジネスへの挑戦も応援しています。そのため、「幅広い分野に興味を持ち、主体的に挑戦できる方にぜひ来て欲しい」とK.Sさんは話します。今後も、オフィス全体で果敢な挑戦を続けていきたいと考えています。
立地の良さはあるものの、現在のオフィスビルに入居してから長い月日が経ちました。今後の事業拡大や社員のコミュニケーション活性化に向けて、オフィスのリノベーションや移転も視野に入れていきたいとのこと。大都市圏として東京や大阪に肩を並べられるよう、社員の成長を後押ししながら、さらに魅力ある職場づくりを目指しています。
PAMPHLET
OFFICE
INTERVIEW
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