大学院で培った生物化学の基礎知識と、相手のニーズを察知し行動に結びつけるコミュニケーション力の両方を活かせることに魅力を感じ、医療に携わる夢をかなえるためにCRCを志望しました。CMIC GROUPを選んだのは、企業カルチャーであるW&3C(Wellbeing, Challenge, Change, Communication)に共感したからです。シミックグループの一員であるCHIは、これからのSMO業界をリードしていく会社であり、その第一線で経験を積みたいと思いCHIへ入社しました。
実際に入社してからは、慢性閉塞性肺疾患(COPD)や非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)といった疾患の試験を並行して担当し、アシスタントマネージャーに昇格してからは、炎症性腸疾患(IBD)専門の医療機関にて専門性を高めつつ、幅広い疾患領域の担当を持つようになりました。現在は、小児領域からオンコロジー領域まで様々な疾患の担当を持っています。
CRCという仕事は、新薬開発に携わるスタッフの中で、患者さんの声に直接触れることのできる存在であり、患者さんの悩みが解消された時には、人の役に立つことを肌身に感じられる点が魅力です。またひとつの疾患においても、医薬の進歩により常に情報が更新されていくため、学ぶべきことがなくなることはありません。努力すればするほど、知識が蓄積され自分の武器になることを知りました。貪欲に学び、成長し続ける必要があることが、私が長くCRCを続けている理由の一つかもしれません。