CRCとして、COVID-19関連のプロジェクトに関与。
組織の中枢となり業務を遂行

治験コーディネーター(CRC)とは
CRC(Clinical Research Coordinator)は、治験を実施する医師等の指示のもと、治験の円滑な進行をサポートする役割を担っています。医師や医療機関スタッフ、患者さん、製薬企業等、各関係者との調整は、治験支援には欠かせない業務の一つです。

治験を取り巻く環境の変化とともに、
自分をアップデートできる仕事です。

薬学部時代に医療機関での実習中に治験を知る。企業の薬局薬剤師勤務後、2005年より治験コーディネーター(CRC)に従事。出産・育児のライフイベントを経て、現在はCRCマネージャーとしてメンバーの業務管理、進捗管理、人財育成を中心に担当している。

同じ方法が通用しないからこそ、難しくもあり面白くもある

薬学部時代、医療機関での実習中に治験のことを知りました。CRCという業務は、会社という組織に所属しながら、薬学の知識を活かし、患者さんや医療機関スタッフ等多くの人と関わることができ、当時から大変魅力を感じました。CRC業務は、手順に則って行うことが基本ですが、支援する医療機関や治験依頼者、試験の内容によって対応方法が様々で、状況に応じて最適な対応を取っていかなければなりません。ベストプラクティスを探して自ら考えて行動し、周囲を巻き込んで問題解決していく必要があるため、チャレンジングではありますが成功した時は大きな達成感を得ることができます。これまでずっとCRCを続けていられているのも、日々学びと気づきを得られるCRC業務に魅了されているからだと思います。
CHIは会社の規模が大きいことから、支援している医療機関が多く、幅広い領域の試験やタイプの異なる医療機関に携わることができ、経験を積めるところも魅力の一つです。

自分を日々アップデートできる仕事

治験をコーディネートするという立ち位置は、入社以来変わりません。しかし、治験を取り巻く環境は変化しているため、新しい取り組みを経験する機会が多く、自分の知識と経験がアップデートされていくのを実感することができます。
直近ではCOVID-19関連のプロジェクト。新型コロナウイルスに感染した患者さんがホテル等の療養施設滞在中に治験を進める試験でしたが、CRCが組織の中枢となり、看護師や療養施設スタッフと協力しながら業務を遂行する初めての事例となりました。新たに業務フローを構築し、都度見直しを図りながら、この期間は早朝から夜遅くまで対応し、その功績が評価されました。
プライベートでは子育てを行いながら、タフな仕事でもあるCRC業務を続けていますが、急遽休まなければならない状況でもバックアップ体制が整備されているため、安心して働き続けることができます。復職時や小学校進学時等、働く母親にとって厳しい状況も訪れますが、同じような境遇で働くメンバーもいて理解を得やすい環境でもあります。マネージャーとして、メンバー同士がお互いにサポートしあい、困難を乗り越えられるチームビルディングに注力していきたいと思っています。

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治験コーディネーター(CRC)

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