札幌オフィス|治験・臨床研究支援の
シミックヘルスケア・インスティテュート

札幌駅から徒歩5分の立地にある「札幌オフィス」では、治験コーディネーター(CRC)・治験事務局担当者(SMA)を中心に、地域医療と新薬開発を支える仕事に挑戦しています。

CHIの札幌オフィスとは

シミックヘルスケア・インスティテュート(CHI)は、「くすりの一生から、ひとの一生まで」をコンセプトに、全国主要都市に拠点を展開しています。北海道エリアの拠点である札幌オフィスは、札幌駅から徒歩5分の好立地にあり、札幌センタービル13階にあります。

札幌オフィスは、治験施設支援機関(SMO)業務を中心に、治験コーディネーター(CRC)や治験事務局担当者(SMA)が医療機関と連携し、医療関連の新薬開発を強力にサポート。さらにコンタクトセンターによる患者支援や服薬アドヒアランスサービス、インタビュー調査など、多彩なヘルスケアサービスを提供しています。

住所・アクセス

所在地

〒060-0005 札幌市中央区北五条西6-2-2
札幌センタービル13F

・JR「札幌駅」南口より 徒歩5分
・札幌市営地下鉄南北線「さっぽろ駅」より 徒歩5分

TEL

011-290-7801

FAX

011-290-7815

2022年9月にリニューアル|快適なオフィス環境

新型コロナウイルス感染症が猛威をふるい、札幌オフィスのメンバーがコロナワクチンの集団接種や高齢者施設などへの巡回接種を頻繁に支援していた2022年9月、資材置き場や会議スペースの確保を行うため、札幌オフィスの増設とリニューアルが実施されました。観葉植物や照明でオフィス全体が明るく、開放的な空間となっています。

改装当時、コロナ禍で増加したリモートミーティングやテレワークを前提に、椅子を少なめにしたということですが、現在の札幌オフィスは大変賑やかな様子。想定以上の帰社率とのことです。

札幌オフィスの執務室内の全体
札幌オフィスのZoom会議の様子

こちらの会議スペースは、顔を認知する360度カメラを活用し、座っている社員が自動でモニターに映し出されるシステムを搭載。

全国拠点をつなぐ毎日の会議や社内会議には、この会議スペースで参加します。この日は北海道エリアの4拠点で、資料を映しながら合同ミーティングを実施していました。

手稲山が眺望できる窓際には、個別の席やテーブル席が設けられています。窓際席は、資料作成など集中する業務を行うときに最適。またテーブル席は、たくさんの資料を広げたり、簡単な打ち合わせをしたりするにも便利です。

全席フリーデスクのため、社員一人ひとりに個人ロッカーが用意されています。また札幌オフィスが参画した”新型コロナウイルスのワクチンサポートプロジェクト”は、その貢献が社内で表彰され、記念品として授与された空気洗浄機が目を引くアイテムとなっています。

札幌オフィスのテーブル席

社員インタビュー

INTERVIEW

01

  • 治験事務局担当者(SMA)M.Iさん

管理栄養士から治験事務局担当者(SMA)へ

M.Iさんは2018年10月に中途入社し、現在はSMAとして活躍しています。管理栄養士からCRC(治験コーディネーター)になり、他社で3年間勤務。一度は転職を試みましたが、面接を通して自分の思いを見つめ直すうちに、やはり治験業界に戻りたいという気持ちにかられたとのこと。

すでに前職場からCHIに転職していた友人の紹介で、カジュアル面談(※)を実施。この機会に新しいキャリアに挑戦しようと、SMAへの転身を決めました。

札幌オフィスでインタビューにこたえる、治験コーディネーター(CRC)のIさん

カジュアル面談とは:
すでに勤務している社員を仲介として、紹介された方とCHIの社員が気軽な雰囲気で行う面談のこと。業務内容の説明を受けたり、質問に答えてもらったり、場合によってはオフィス見学で普段の働く様子を見ることもできます。

札幌オフィスでインタビューにこたえる、治験コーディネーター(CRC)のIさん

CHIに入社して5年。現在は札幌市内の複数の医療機関を担当しています。近年はリモートでの面談が増えていますが、Iさんは先生と直接お話しする方が性に合っているとのこと。初対面での営業は苦手ですが、徐々に先生と良好な関係性を築き、治験の紹介をしたり、先生と実施内容を検討していく過程にやりがいを感じているそうです。

コロナワクチンの集団接種では、100人単位といった大人数での試験が多く、CRCやSMAの垣根をこえ、北海道エリアのメンバーでシフトを組みながら対応してきました。最近では小児ワクチンの集団接種対応で、土日に出勤することもありますが、誘導や受付の対応などを通して、医療機関の先生やスタッフとコミュニケーションを図り、限られた時間のなかで多くの対応を完遂する達成感は何ものにも代えがたいものです。

札幌オフィスはとても明るく、どんな人でも温かく迎え入れてくれる雰囲気があります。お昼は外食する人もいますが、コンビニでお弁当を買ってきて、同僚とお話ししながらオフィスの中で食べるのが落ち着くのだとか。

また札幌オフィスのサブオフィスディレクター(SOD)は、相談しやすく、意見も言いやすいとIさんはいいます。どんな質問にも、的確かつ納得のいく回答をくれるので、困ったことがあったら、まずはSODに相談するのだそうです。

最近は、SMAアシスタントと呼ばれる職種の方も増えました。SMAアシスタントは、治験にかかわる書類のファイリングや発送などの事務的業務を行っています。その分、SMAは仕事の幅を広げ、新しいことにチャレンジしていきたいとIさんは話していました。

治験事務局担当者(SMA:Site Management Associate)とは:
SMAとは、日々習得する医薬品・医療機器に関する幅広い知識をもとに、製薬企業(治験依頼者)や医師、医療機関スタッフと新薬開発の重要なプロセスを推進する業務です。
また近年では、SMAの持つ知識や経験、コミュニケーション能力を活かし、その業務範囲は拡がっています。

※本記事の所属・内容は取材当時のものです。

INTERVIEW

02

  • 治験コーディネーター(CRC)A.Sさん

薬学部卒業後に治験コーディネーター(CRC)の道へ

A.Sさんは、入社2年目のCRC。幼いころ祖父の闘病生活を間近で見て、医療関係の職に就きたいと思い薬学部へ進学。在学中に職業説明会で卒業生の話を聞き、患者さんの近くで働けるCRCという職業に興味を持ちました。

札幌オフィスの執務室で書類を読んでいる、治験コーディネーター(CRC)のSさん

一日同じ場所で働くより、複数の医療機関で、さまざまな患者さんと接するCRCという仕事の方が向いているのだそう。先生と相談して、治験に入れそうな患者さんに治験の説明補助を行い、患者さんから同意を得られたときが、やりがいを感じるとき。また治療期に入った患者さんに「調子がいいよ」と言ってもらえると、CRCをやっていて良かったなと感じるといいます。

本州出身のSさんは、北海道配属が決まったときは正直戸惑ったそうですが、分からないことはすぐに聞ける環境と先輩たちに囲まれ、CRCとして成長することができ、今では札幌で良かったと思っている様子。今はリウマチの試験を担当していて、将来はリウマチのスペシャリストを目指しています。

治験コーディネーター(CRC)とは:
CRC(Clinical Research Coordinator)は、治験を実施する医師などの指示のもと、治験の円滑な進行をサポートする役割を担っています。医師や医療機関スタッフ、患者さん、製薬企業など、各関係者との調整は、治験支援には欠かせない業務の一つです。

※本記事の所属・内容は取材当時のものです。

INTERVIEW

03

  • 治験コーディネーター(CRC)M.Oさん

CRCからマネージャーへのキャリア

M.Oさんは、2019年10月の合併によりシミックグループの仲間となり、現在はCRCのマネージャーとして約30名のマネジメント業務を行っています。昨年10月にマネージャーに昇格し、現在もスピーディな対応が必要な試験を複数担当しながら忙しい日々を送っていますが、今後は若手育成に注力し、マネジメントスキルを磨いていこうと考えているとのこと。

医師と打合せをしている、治験コーディネーター(CRC)をイメージした画像素材

CRCは、医療機関で先生やスタッフと円滑な調整をする仕事です。コミュニケーション能力を武器に、多少失敗しても、前向きに取り組む姿勢が欠かせません。CRCとして働く上での心構えを求める一方、メンバーには楽しく仕事をしてほしいと考えています。

「楽しいと思えることにチャレンジし、自らのキャリアビジョンを描いてほしい」

札幌オフィスは、CRCの業務の幅を広げ、治験の枠にとらわれず、新しい取り組みができる場所。変化し続ける医療業界で、さまざまなことにチャレンジする思考・姿勢をみんなで作っていきたいとお話ししていました。

※本記事の所属・内容は取材当時のものです。

イベント・出展

ほっかいどう大運動会への参加

2024年2月、札幌ドームで開催された「ほっかいどう大運動会」に出展し、体の糖化測定などを通してヘルスケア・治験の啓発活動を行いました。このイベントも社員自ら発案し、計画・実行しています。

「まずはやってみて、ダメだったら私が責任を取るから」
オフィスディレクターは社員がやりたいことを後押ししてくれる存在だと、皆が口を揃えて言います。

札幌オフィスの社員が自由な発想で、さまざまなことにチャレンジできる裏側には、こうした支えがあるからなのかもしれません。

ほっかいどう大運動会の企業展示ブース

オフィスディレクターからのメッセージ

  • オフィスディレクター:M.Sさん

看護師からCRC、そしてオフィスディレクターへ

もともと総合病院のICUで激務をこなす看護師だったM.Sさんは、出産のタイミングで一度退職し、CRCへ転向。子育てのため、夜勤のない環境を求めた転職でもありましたが、CRCの業務は思った以上に楽しく、自分に合った職種でした。治験実施計画書の内容を踏まえ、医師に提案・相談した結果、患者さんのエントリーにつながった時など、取組みが結果につながる達成感は、看護師時代とはまた違ったCRCのやりがいです。加えて、CRCは、患者さんに新しい治療方法の選択肢として治験をご案内しながら寄り添うことができます。患者さんの最期に立ち会うことも多い看護師に比べると、転職後は治療に前向きな希望を持ち、よりポジティブな気持ちで仕事に向き合うことができました。

社員紹介で旧SSIに入社したのは2010年のこと。CRCとして経験を積み、2015年にはマネージャーとして育成やチーム管理を行うようになり、2025年10月オフィスディレクター(OD)へ就任後は、札幌をはじめ、帯広、函館、旭川のサテライトを統括しています。マネジメントする立場になり、大切だと思うようになったのは「メンバーの成長を見守る」こと。結果が出るまでに時間を要することもあると受け止め、様子を見ながら、部下の成長やプロジェクトの成果を待つ姿勢がとても大事だと感じています。

一人ひとりの主体性を重視

前任のODは、現在SSIカンパニー長を務める長谷川さんです。後任としてODに就任した当初はプレッシャーを感じることもありましたが、業績の維持・向上を目指し取り組むうちに、気が付けば皆が支えてくれ付いてきてくれました。現在は、一人ひとりが成長し、マネージャーとなる人財を創出する組織体制作りに努めており、メンバーの成長を促すことが自分のミッションだと認識し、日々取り組んでいます。

また北海道の各拠点は、やりたいことに自由に取り組める環境でもあります。ルールや慣習にとらわれず、本人の意向を尊重して業務を進めてもらったところ、皆が本当に生き生きと働いていて、「こんなに楽しそうに仕事ができるのか」と私自身驚いたのを今でも覚えています。新型コロナウイルス感染症が流行していた当時、ワクチン試験に加え、集団接種や巡回接種などの事業があり、一時的に業績が伸長しました。終息を迎えたとき、業績が落ち込むことのないよう、忙しい時こそ手を抜かず、将来に向けて各人が医療機関の新規開拓や営業活動を継続してきました。現在も好業績を維持できているのは、メンバー一人ひとりが自ら考え、行動してきた成果だと思っています。

オフィスが求める人材とは?

現在、北海道には札幌オフィスを筆頭に、帯広、函館、旭川の3つのサテライトがあります。将来的には、各拠点の成長を基盤に、北海道全体での事業規模拡大を目指しています。そのためには、新しいことへのチャレンジ精神が大切であり、主体的に考え、積極的に行動できる方と一緒に働きたいと考えています。

もちろん、誰にでも得意なこと・苦手なことがあるでしょう。私たちは、前任の長谷川さんから受け継いだ「お互いを認め合う」精神を大切にし、その人にあった業務方法で強みを活かせる環境づくりを心掛けています。苦手な部分があっても、フォローしてくれる仲間や先輩がいますし、人それぞれ異なる持ち味があるからこそこそ、同じに目標に向かって力を合わせることができるのです。やる気のある方なら、きっと活躍できる環境です。一緒に前向きに挑戦していきましょう。

※本記事の所属・内容は取材当時のものです。

Pamphlet

採用情報パンフレット

治験コーディネーター
(CRC)

治験事務局担当者
(SMA)

コンタクトセンター/
コミュニケーター

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社員インタビュー

FAQ

よくあるご質問

Q.

未経験でも治験コーディネーター(CRC)や治験事務局担当者(SMA)として応募できますか?

A.

はい、未経験の方もご応募可能です。

シミックヘルスケア・インスティテュートでは、入社後の研修制度を整えており、医療・臨床研究の基礎から丁寧に学べる環境があります。多くの社員が、看護師・薬剤師・臨床検査技師などの医療系資格を活かして未経験からCRC・SMAとして活躍しています。

Q.

どのような資格・経験があると有利ですか?

A.

必須資格はありませんが、医療機関での勤務経験(看護師、臨床検査技師、医療事務など)や、製薬企業・CROでの経験が活かせます。

また、コミュニケーション力やチームでの協働経験も重視しています。

Q.

どのような研修や教育制度がありますか?

A.

入社後は、シミックグループ共通の導入研修に加え、専門領域ごとの実務研修を実施します。OJTによるフォローアップ体制も充実しており、配属後も継続的に学びながらスキルアップできます。

また、e-learningや資格取得支援など、キャリアに合わせた学習支援も行っています。

詳しくは、研修制度ページをご覧ください。

Q.

配属エリアや勤務地はどのように決まりますか?

A.

ご本人の希望やお住まいの地域、経験・スキルを考慮したうえで決定します。

全国の主要都市にオフィスを展開しており、U・Iターンを希望される方のご相談にも柔軟に対応しています。

Q.

在宅勤務やリモートワークは可能ですか?

A.

業務内容によってはリモートワークを取り入れています。特にSMAや本社部門では、オンライン会議やクラウドシステムを活用し、柔軟な働き方が可能です。一方、CRCなど医療機関支援業務では、現場での対応を中心としています。

Q.

キャリアパスにはどのようなものがありますか?

A.

CRCやSMAとして経験を積んだ後、マネージャー職や教育担当、プロジェクトリーダーなどへのキャリアアップが可能です。

また、他事業部(コンタクトセンター、患者サポートプログラムなど)や本社管理部門へのキャリアチェンジも実績があります。

Q.

応募から入社までの流れを教えてください。

A.

エントリー → 書類選考 → 適性検査・面談(1〜2回) → 内定 → 入社

応募から内定までの期間は約1〜1.5ヶ月です。面談はオンラインで実施することも可能です。

Q.

採用に関する問い合わせはどこからできますか?

A.

採用に関するお問い合わせは、「お問い合わせフォーム」よりご連絡ください。

また、定期的に開催しているWEB職種説明会でも、採用担当者にチャットで直接ご質問いただけるお時間がございます。

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