教わる立場から支える立場へ|CRCとして描く次のステージ
医薬品開発の現場で、人と向き合いながら経験を積み重ねてきたCRC。新卒入社から5年目を迎えた現在までの歩みと、仕事への思いについて語ります。
医薬品開発の現場で、人と向き合いながら経験を積み重ねてきたCRC。新卒入社から5年目を迎えた現在までの歩みと、仕事への思いについて語ります。

教わる立場から支える立場へ|CRCとして描く次のステージ
大阪オフィス CRC:K.Yさん
2021年4月、シミックグループに新卒入社。学生時代は分子生物学を専攻し、就職活動を通じて治験業界を知る。なかでも、「人と関わりながら医療を支える仕事」に魅力を感じ、CRCとして入社を決意。大阪オフィス配属後、大学病院やクリニックで複数試験を担当し、現在はCRC 5年目として後輩育成にも携わっている。
※本記事の所属・内容は取材当時のものです。

治験コーディネーター(CRC)とは:
CRC (Clinical Research Coordinator)は、治験を実施する医師などの指示のもと、治験の円滑な進行をサポートする役割を担っています。医師や医療機関スタッフ、患者さん、製薬企業など、各関係者との調整は、治験支援には欠かせない業務の一つです。
大学では生命科学分野で分子生物学を学び、細胞を対象とした研究に取り組んでいました。就職活動では、食品業界と医薬品業界を中心に検討していましたが、次第に「医療に関わる仕事がしたい」という思いが強くなり、2021年4月シミックグループへ入社。最初はCRAを志望して情報収集をしていましたが、治験を現場で支え、患者さんや医療従事者と直接関わるCRCという仕事があることを知り、「医療職として、こうした関わり方もあるのか」と視野が広がったことを覚えています。
ちょうど就職活動の時期がコロナ禍と重なり、採用手順のすべてがWeb形式でした。対面ではない分、ドライな印象を想像していましたが、実際には先輩社員と座談会に温かみがあり、雰囲気がとても良かったのを覚えています。医療に関わる仕事は今後も必要とされ続ける分野だと確信したことに加え、面接や座談会を通じて「ここなら安心して働けそうだ」と思えたことも、シミックグループへの入社を決めた理由の一つです。
入社後の研修は、コロナ禍の影響もあり、リモート中心で行われました。対面での交流が限られる中でも、CRCとして必要な知識や考え方を体系的に学べる内容で、基礎をしっかり身につけることができたと感じています。その年の6月、大阪オフィスに配属されてからは、想像していた以上に事務業務が多いことに驚きました。メール対応だけでなく、資料作成やスケジュール管理、ベンダートレーニングなど覚えることも多く、最初は戸惑うことも少なくありませんでした。特にOJT期間中は、毎日の報告書作成が一苦労。「正直大変だった」と振り返ります。報告書は単なる作業ではなく、「何を理解し、どう考えたか」を言語化する大切なプロセス。当時は分からなかった“意味づけ”が、経験を重ねる中で、今の判断力につながっていること、その記録一つひとつが試験の質や安全性を支えていることを実感するようになりました。
OJT終了後は、大学病院や複数施設を担当し、眼科治験やアルコール依存症のアプリ治験、大型のワクチン試験など多岐にわたる試験を担当しました。担当施設は大阪府以外にも奈良県や兵庫県をまたぎ、1時間以上の移動時間がかかります。そのため、移動やスケジュール調整に苦労する場面もありました。患者さんのアポイント調整やAE(有害事象)対応など、先輩やチームメンバーに助けてもらったことも多くありました。すぐに病院へ駆けつけることが難しく、電話越しで先生に状況を説明し、次の日のアポイントを取得したこともあります。この中で強く感じたのは、「CRCの仕事は一人ではできない」ということ。支えられた経験をもとに、今は後輩にも「困ったら一人で抱え込まないこと」を大切に伝えています。

CRCとして働く中で一番やりがいを感じるのは、治験薬の効果を患者さんとの会話やデータの両面から感じられることです。時には、プラセボ(※1)だったことが分かることもありますが、その過程すべてが医薬品開発にとって重要な一部だと実感しています。治験は薬だけで成り立つものではなく、医師の診療や看護師のケア、医療現場全体の関わりの中で進んでいきます。その一連の流れを現場で“生で触れられる”ことは、CRCならではの経験だと考えています。
またInvestigator Meeting(※2)や研究会を通じて、医薬品研究の最新情報や医師が現場で感じている変化にも触れられる点も魅力の一つです。大学時代に学んでいた生命科学の知識とも重なる部分があり、知的好奇心を刺激されながら、飽きることなくこの仕事に向き合えていると感じています。
※1 プラセボ:プラシーボとも。見た目や味などは本物の薬剤(実薬)に似ているが、有効成分は含まない薬剤(偽薬)のこと。
※2 Investigator Meeting:治験依頼者(製薬会社など)が、治験実施施設の医師や CRC などを対象に開催する会議。

現在は、消化器内科や遺伝病などの希少疾患も経験し、CRCとして5年目を迎えました。まだオンコロジー領域の試験経験がないため、関心もありますが、今は担当している試験を全うしたいと考えています。その時々の自分に求められる役割を受け入れ、できることを丁寧に積み重ねていきたい。そして試験の難易度にかかわらず、患者さんに笑顔になってもらえる仕事を続けていきたいと思っています。
またアシスタントマネージャーとして、自分一人が業務をこなせばよい段階から、チーム全体にどう波及させるかを考える立場へシフトしました。担当疾患や試験の理解を深めることはもちろん、その姿勢を後輩にどう伝えるかも意識しています。後輩社員へのOJTを通じて、人を育てることにやりがいを感じるようになり、現場でのCRC以外の業務へのチャレンジにも自然と視野が広がってきました。大阪オフィスには、エネルギーがあり、目標となる先輩が身近にいます。その背中を見ながら、これからも柔軟に、自分の役割を広げていきたいと考えています。
Pamphlet



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FAQ
Q.
A.
はい、未経験の方もご応募可能です。
シミックヘルスケア・インスティテュートでは、入社後の研修制度を整えており、医療・臨床研究の基礎から丁寧に学べる環境があります。多くの社員が、看護師・薬剤師・臨床検査技師などの医療系資格を活かして未経験からCRC・SMAとして活躍しています。
Q.
A.
必須資格はありませんが、医療機関での勤務経験(看護師、臨床検査技師、医療事務など)や、製薬企業・CROでの経験が活かせます。
また、コミュニケーション力やチームでの協働経験も重視しています。
Q.
A.
入社後は、シミックグループ共通の導入研修に加え、専門領域ごとの実務研修を実施します。OJTによるフォローアップ体制も充実しており、配属後も継続的に学びながらスキルアップできます。
また、e-learningや資格取得支援など、キャリアに合わせた学習支援も行っています。
詳しくは、研修制度ページをご覧ください。
Q.
A.
ご本人の希望やお住まいの地域、経験・スキルを考慮したうえで決定します。
全国の主要都市にオフィスを展開しており、U・Iターンを希望される方のご相談にも柔軟に対応しています。
Q.
A.
業務内容によってはリモートワークを取り入れています。特にSMAや本社部門では、オンライン会議やクラウドシステムを活用し、柔軟な働き方が可能です。一方、CRCなど医療機関支援業務では、現場での対応を中心としています。
Q.
A.
CRCやSMAとして経験を積んだ後、マネージャー職や教育担当、プロジェクトリーダーなどへのキャリアアップが可能です。
また、他事業部(コンタクトセンター、患者サポートプログラムなど)や本社管理部門へのキャリアチェンジも実績があります。
Q.
A.
エントリー → 書類選考 → 適性検査・面談(1〜2回) → 内定 → 入社
応募から内定までの期間は約1〜1.5ヶ月です。面談はオンラインで実施することも可能です。
Q.
A.
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