失敗も成長の糧に。新卒CRCとして迎えた挑戦の1年間

研究に打ち込んだ学生時代を経て、「人と関わる仕事がしたい」という想いからCRCの道へ。新卒入社から1年が経った今、成長の日々を振り返ります。

熊本オフィスで治験コーディネーター(CRC)として働くMさん

失敗も成長の糧に。新卒CRCとして迎えた挑戦の1年間

熊本オフィスCRC: N.Mさん

学生時代は生命科学を専攻し、細胞や菌、バクテリアの研究に従事。2025年4月にシミックグループへ新卒入社。現在は熊本エリアで皮膚科などのクリニックを担当している。

※本記事の所属・内容は取材当時のものです。

治験コーディネーター(CRC)の女性の上半身のイメージイラスト。。

治験コーディネーター(CRC)とは:
CRC (Clinical Research Coordinator)は、治験を実施する医師などの指示のもと、治験の円滑な進行をサポートする役割を担っています。医師や医療機関スタッフ、患者さん、製薬企業など、各関係者との調整は、治験支援には欠かせない業務の一つです。

■ 治験コーディネーター(CRC)の仕事内容とは?採用パンフレットを見る

研究室から医療の現場へ。CRCとしての第一歩

学生時代は生命科学を専攻し、細胞や菌、バクテリアの研究に打ち込んでいました。研究そのものは好きでしたが、毎日実験と向き合うなかで、「もっと人と関わる仕事がしたい」という気持ちが少しずつ強くなっていきました。

就職活動では食品メーカーや製薬企業も検討しましたが、地元・熊本で働きたいという思いがありました。そんな中で参加した企業説明会で初めて知ったのが、治験業界です。「こんな世界があるんだ、こんな職業があるんだ」。製薬企業の他に、CRO(開発業務受託機関)やSMO(治験施設支援機関)など、新薬開発にさまざまな役割があることを知り、大変驚いたことを今でも覚えています。

熊本オフィスで治験コーディネーター(CRC)として働くMさん

入社後のシミックグループ合同での導入研修は、多くの同期社員と一緒に学ぶ貴重な時間でした。楽しい反面、グループワークやディスカッションでは、春休みですっかり鈍っていた頭をフル回転させる毎日。その後のCHI導入研修では、CRCとして新しく覚えなければならない知識の多さに圧倒されました。また特に苦労したのは、医療知識です。研修で基本業務は学べても、現場では実際に患者さんの検査データを確認したり、医療用語が飛び交ったりするなど、自分の知識不足を痛感する場面が何度もありました。インシデントにつながりそうなミスも経験しましたが、そのたびに先輩CRCが気づき、丁寧にフォローしてくれました。

現在は、皮膚科と代謝内科の施設を担当しています。一人で一通りの業務を進められるようになるまで、およそ半年。OJT期間が終わり先輩の付き添いがなくなったときは不安もありましたが、同期の存在にも支えられながら、一歩ずつ経験を積んでいます。

患者さんの変化が、CRCのやりがいを教えてくれた

現在担当している乾癬の治験では、患者さんが長期間にわたって治験薬を使用します。患者さん自身は毎日症状を見ているため、変化に気づきにくいこともありますが、私たちはある一定の期間をおいて状態を確認するため、変化が分かることがあります。ある患者さんでは、以前は赤みや盛り上がりが目立っていた症状が、見違えるほど改善していました。その姿を見たとき、「この治験は患者さんの役に立っているかもしれない」と実感し、とても嬉しくなりました。

まだ入社して1年のため、自分が携わった治験薬が実際に世の中へ出た経験はありません。それでも、患者さんの変化を目の当たりにするたびに、新しい治療の選択肢につながる仕事に関われていることを実感します。

また、CRCは患者さんと直接関わる機会が多い仕事です。就職活動でCRAではなくCRCを選んだ理由もそこにありました。研究職のようにデータだけを扱うのではなく、人と向き合いながら仕事ができることに、大きなやりがいを感じています。

熊本オフィスで治験コーディネーター(CRC)として働くMさん

施設の先生方も協力的で、治験に必要な書類作成をお願いすると「僕の宿題だね」と冗談を交えながら対応してくださいます。患者さんをご紹介いただくこともあり、多くの方に支えられながら治験が進んでいることを日々感じています。

CRCとして働く中で感じている魅力は、患者さんと直接関われることだけではありません。

来院スケジュールなど治験の進行に合わせて動く必要はありますが、その中で自分なりに予定を組み立てられる場面も多くあります。休日は趣味のバイクでドライブに出かけたり、バスケットボールを楽しんだりと、プライベートの時間もしっかり確保できています。学生時代は研究に没頭する毎日でしたが、今は仕事にも趣味にも全力で向き合える生活ができています。

次は、後輩の力になれる存在を目指して

入社から1年が経った今でも、まだまだ学ぶことばかりです。

先輩から教わった内容を一度で覚えきれず、「すみません、もう一回教えてください」とお願いすることも少なくありません。それでも周囲には質問しやすい先輩が多く、困ったときには必ず誰かが手を差し伸べてくれます。

特に印象に残っているのは、仕事のことだけでなく「最近大丈夫?」と気にかけてくれる先輩の存在です。忙しい中でも声をかけてくれる姿を見て、技術や知識だけでなく、人との関わり方もCRCにとって大切な力なのだと感じました。

これから新卒社員が入社してくると、自分は少しずつ教わる側から支える側へ変わっていきます。まだ後輩を引っ張るほどの経験はありませんが、「年齢が近い先輩がいて安心した」と思ってもらえるような存在になりたいと思っています。まずは目の前の業務を一つひとつ積み重ねながら、患者さんや医療機関から信頼されるCRCへ成長していきたいと考えています。

熊本オフィスで治験コーディネーター(CRC)として働くMさん
治験コーディネーター(CRC)の女性の上半身のイメージイラスト。。

治験コーディネーター(CRC)について詳しく知りたい方へ
看護師や臨床検査技師など、医療資格を活かして活躍できるCRCの仕事内容やキャリアについてご紹介しています。

■ 治験コーディネーター(CRC)の仕事内容とは?採用パンフレットを見る

FAQ

よくあるご質問

Q.

新卒でもCRC(治験コーディネーター)として活躍できますか?

A.

はい。シミックヘルスケアでは、新卒社員向けの導入研修やOJT制度を通じて、CRCに必要な知識や業務を段階的に学ぶことができます。医療知識に不安があっても、先輩社員のサポートを受けながら成長できる環境があります。

■ 詳しくは、新卒採用ページをご覧ください。

Q.

CRCはどのようなやりがいがある仕事ですか?

A.

患者さんと直接関わりながら、新しい治療法や医薬品の開発に貢献できることが大きなやりがいです。治験を通じて患者さんの症状改善を見届けられることもあります。

Q.

理系出身でないとCRCになれませんか?

A.

必ずしも理系出身である必要はありません。医療や人と関わる仕事に興味があり、学ぶ意欲があれば活躍できる職種です。実際にさまざまな学部出身の社員が在籍しています。

Q.

CRCの研修制度について教えてください。

A.

入社後はシミックグループ合同研修やCHI導入研修、その後のOJTを通じて業務を習得します。実務開始後も先輩社員が継続的にサポートします。

■ 詳しくは「研修制度」ページをご覧ください。

Q.

CRCはワークライフバランスを保ちながら働けますか?

A.

治験スケジュールに合わせて業務を進める必要がありますが、自身で予定を調整できる場面もあります。休日は趣味やプライベートの時間を確保しながら働いている社員も多くいます。

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シミックヘルスケア・インスティテュートでは、さまざまなバックグラウンドを持つ治験コーディネーター(CRC)が活躍しています。入社のきっかけや仕事のやりがい、キャリアの歩みなど、先輩社員の声をぜひご覧ください。

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